『好きになる』から始めてみよう
「私、この仕事、続けていてもいいのかな?」
働いていると時折、そんな悩みにぶつかります。
たいていの場合は何か失敗してしまったり周囲の人と軋轢が生じた
才能が無いから
賃金が安いから
あの人とは一緒にやれないから
とにかく休みたい
なんかダルい
いろんなマイナスイメージが頭のなかでぐるぐる回る・・・・・
これは実は誰しもが経験する事です。
あの才能溢れた人はそんな経験は無いんじゃ?
いいえ、若い時だったり出世した後だったり、
違いがあるとしたら、
中には、これを乗り越えるのがどうも苦手な人もいます。
気にし始めると何日間も、長いと何ヶ月間もウジウジもやもや。
そのマイナスぐるぐるウジウジもやもやスパイラルからどうや
母さんが気付いたちょっとしたヒントについてお話ししましょう。
知り合いに元野球少年が居ます。
もしかすると、熱血漢過ぎて自分には無理だな、
それはそれで良いのです。
私も元来オタ気質で、
「
といじりつつ、
ある日その熱血野球オジサンと、
「あいつ試験落ちそうだと思うならさぁ、
しかし私の目には、
「頑張っても達成出来ない場合だってあるんだから、
擁護する私を見て彼はショックを受けた様子で言い放ちました。
「いやいや本気でやれば達成出来るはずだよ!」
「頑張っても達成出来ないならもっと頑張ろう!
出た出た、こうゆうセリフ、マジ嫌になる・・・・・
少し前まで営業の世界に身を置いていた私にとって、この“
成績不振の私を叱責する上長は必ずと言って良いほど、
でも私には正直ちんぷんかんぷん。
売れなかった理由は交渉ひとつひとつに細かく存在しています。
もちろん私の手際の悪さや伝え方が上手くいかなかった部分もある
なのに上長は何故こうも“情熱”を重要視してるのか??
その頃の私は“頑張れば打開出来る”
そう、マイナスぐるぐるスパイラル真っ只中でした。
数年間のその営業職での経験のせいで、
野球だって頑張れば上手くなるわけじゃないでしょう?
しかし、さすがは野球オジサン。
「だからもっと頑張るんだよ!毎日頑張り続けるのさ!」
へーえ・・・・
きっと私の表情はしらじらと呆れていたことだろうと思います。
運動音痴のわたしには到底理解出来ないのですが、
そして彼は揚々と胸を張って言葉を続けました。
「だって俺、野球が好きだから」
とどめの一言でした。
文化系オタおばさんノックアウト。
そして急激に腑に落ちました。
そうか、好きなことなら寝食も忘れて収益も関係無く打ち込める。
運動会系も文化系もその部分においては一緒です。
彼も甲子園に行けたわけでもプロ野球選手になったわけでもないの
つまるところ、営業時代の私に必要だったのは、
「好きになること」だったのでしょう。
さてさて、
この辺り、好きじゃなくても頑張ればどうにかなるという見本でもありますね。
私も営業の仕事については全く好きになどなれず、
これまで歩んできた道のりに回り道はあっても無駄な道は無い
私の信条です。
でもどうせなら、これから先、
まずはわずかでも「
そうしたら、才能が無くても不器用でも、その“好き”
今の私は、そんなふうに思っています。
あなたがもしも今の仕事についてマイナスぐるぐるに脳を乗っ取られそうになったら、その仕事の「好きなところ」または「好きになれそうなところ」でもいいから、他人の評価や収益とは関係ない部分で、自分を高めてくれたり楽しませる部分がその仕事の中にあるか?を探してみましょう。
好きなところが見つかったら、周囲の人がどう評価するかなんて気にする必要はありません。
その「好き」を持続できるように頑張ってみてください。
どうしても好きな部分が見つからない人は「他に好きな事が見つかりそうな仕事があるのか?」も考えて良いんですよ。
心がへし折られてまで働くことはありません。前を向くことだけを忘れなければ、これまで歩んだ道は次の道にちゃんと繋がっていますから、安心して一休みしましょう。
どんなあなたでも、母さんは応援しています。
そこはもう、とてつもない大声張り上げて応援します。
それくらいの熱血は母さんも持っているんです。
どうか一人で悩まないでくださいね。
私がかなり追い詰められていた時期に救いの光をくれたラジオ番組を紹介しておきます。
私はスマホのアプリで聴いています。
言っときますけど何処からも頼まれてないしお金も貰ってませんよ笑。